百円と三千円の石鹸の違いは何?

ひとくちに石鹸といってもドラッグストアに行けば、1個百円の程度で買う事ができますし、三千円以上もする石鹸を売っている化粧品メーカーも存在します。その違いはどこにあるのでしょうか?

成分の配合率は各社非公開のため正確なところはわかりませんが、通常、安い石鹸は中和法で大量生産されたものといえます。中和法とは、脂肪酸と苛性ソーダを反応させて作る方法で短時間でつくれるために大量生産むきです。この方法だと、洗浄力が高いために、肌を乾燥させやすい傾向にあります。

一方、高い石鹸は鹸化法でじっくり製造され、洗浄力と保湿力のバランスがいいと考えられます。鹸化法とは、油脂に苛性ソーダを反応させて作る方法で、熟練の技が必要で手間と時間がかかります。

この方法だと、天然の植物油脂を使ったものは、製造に時間がかかるうえ歩留まりも悪いため、値段もその分高くなってしまうわけです。もちろん、こうした品質は値段だけでは見極めきれないところもあります。

別の見分け方としては、「溶けやすさ」があります。一般的に、溶けやすければ洗浄力が高い中和法の石鹸、溶けにくければ鹸化法でじっくり製造されていると考えていいでしょう。

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石鹸にも汚れの洗浄に、得意、不得意がある?

牛脂やパーム油に多いステアリン酸やパルミチン酸という脂肪酸を使った石鹸は、皮脂を落とすのが得意で細胞間脂質を残す性質をもっています。

反対に、オリーブ油や米ぬか油に多いオレイン酸という脂肪酸を使った石鹸は、皮脂を残して細胞間脂質を比較的よく落とします。さらに、別の成分を加えることにより、保湿効果のある石鹸をつくることも可能です。

このように、今世の中で販売されている石鹸は原料や配合比率によって、それぞれ異なる個性をもっているのです。

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