女性には白髪になりやすい時期がある?

女性の場合は、白髪になりやすい時期というものがあります。もっとも早い時期は初潮のころといわれています。つまり、頭部以外の部分に、血が大量にとられてしまうことによって、髪に養分がいきわたらなくなり、白髪になるわけです。

 

女性の白髪年齢がどんどん下がっているのも、女性の初潮を迎える年齢が早まっていることと無関係ではありません。

 

次に、妊娠や出産の時期に白髪になる方がたくさんいます。これは、妊娠や出産によって、大量の血が失われるからです。どれだけの血が失われるかを、血に含まれている鉄分の喪失量で見てみると、通常、体外に排出される鉄分は、1日に約1ミリグラムですが、生理の時には、一回に約12ミリグラムが失われてしまいます。

 

これが、妊娠中になると、出産までに300から450ミリグラムの鉄分が胎児に送り込まれ、さらに、出産時の出血では、150から240ミリグラムも体内に出してしまいます。出産後も、母乳を通じて赤ちゃんへ鉄分を送り続けるといわれています。

 

こうした時期には、よく歯が悪くなるものですが、同様に髪も白髪になったり、場合によっては脱毛がはじまったりします。わずか、数ヵ月の間で白髪だらけになったような例も、珍しくありません。

 

白髪は、歯が悪くなったときのように、痛みをともなうなどの自覚症状がないため、ついつい気づかないで放っておくことが多いのです。

 

女性が髪を悪くする3番目の時期は、閉経のころです。閉経というのは、からだ全体の血が不足して、排せつすべき血がなくなった状態をいい、同時に、髪にも血がいきわたらなくなってしまうわけです。

 

このように、女性が白髪になりやすい時期は、すべて、「血が不足する」時期と重なりますので、注意しなくてはいけません。

 

血を補ってやる意味でも、血になる赤い食品を摂るようにしましょう。具体的には、レバー、赤身の魚、肉など(含まれるのはヘム鉄と言って吸収率が高いです)、ほうれん草や小松菜など(含まれる非ヘム鉄は吸収率は低め)。

 

また鉄を吸収しやすくするビタミン類をとるために野菜や果物も有効です。逆に、鉄の吸収を妨げるタンニンを含むコーヒー、紅茶は食事の前後は避けるといいでしょう。