シャンプー選びでは、危険性の高い「硫酸系、スルホン酸系の界面活性剤」なしを!

シャンプーで最も重要なことは「洗う」機能と成分です。洗う事はスキンケアの原点であり「洗う」ことなくして、他が機能することはないのです。多くの化粧品メーカーの最大の違いは、この「洗う」ことへのこだわりの違いということになります。

 

一般に市販されているシャンプーに使われているのは、硫酸系洗浄剤です。安く、大量生産することができるために使い続けられてきましたが、人体への刺激や地球環境に対する影響などについて、あまり語られてきませんでした。

 

現在、市販のシャンプーによく使われているのは「ラウリル硫酸ナトリウム」と「ラウレス硫酸ナトリウム」です。いずれも、アニオン界面活性剤という硫酸系の界面活性剤です。

 

ラウリル硫酸ナトリウムは泡立ちが良く、洗浄性も強く、安価です。しかし、硫酸系の洗浄剤のため、刺激が強く細胞を殺してしまいます。また、タンパク変性を起こし、肌をあらし髪を痛めてしまうのです。

 

ラウリル硫酸ナトリウムと同様に洗浄剤で多用されているラウレス硫酸ナトリウムも、洗浄力や脱脂力が強く、泡立ちがいい洗浄剤です。しかし、頭皮や髪の毛の油分をごっそりと奪って髪の毛がきしむため、そのきしみをやわらげる目的でシリコンなどが使用されているシャンプーもあります。

 

また、「α-オレフィンスルホン酸ナトリウム」を使用しているシャンプーも多くあります。これもまたアニオン界面活性剤のひとつです。α-オレフィンスルホン酸ナトリウムは、ラウレス硫酸ナトリウムと同じように洗浄力が強力です。したがって、やはり肌の弱い人や髪の毛の弱い人にとっては強い刺激となってしまいます。

 

これらのアニオン界面活性剤が肌をかぶれさせてしまうのは何故なのでしょうか?ひとつには、アニオン界面活性剤が角質細胞を死滅させ、肌のバリア機能を破壊するからです。壊れたバリア機能の修復力の個人差で、肌が弱い人、肌が強い人と区別することができるように、細胞テストによってわかってきました。

 

また、ラウリル硫酸がタンパク質を変質させる「タンパク変性」も解明されました。タンパク質は人体に15〜20%含まれ、水分を除くと最も含有量の多い構成物質です。毛髪では60〜70%と、その大半を占める重要な成分となっています。

 

タンパク質変性が進むと、髪にうるおいがなくなる、パサつく、ゴワゴワする、などの症状が現れます。さらに進行すると、脱毛しやすくなる、髪が染まりにくくなるなどの問題点が出てきます。皮膚であればかぶれ、炎症を起こし、赤くなり、かゆみが生じます。

 

このようにシャンプーには様々な理由により、肌にとって危険性の高い硫酸系、スルホン酸系の界面活性剤などが使用されています。シャンプーを選ぶ重要なポイントはこのような洗浄剤を使用していない天然系のものを選ぶようにしましょう。